今日で8月も終わりですね~
今日が宿題の追い込みという子ども達、親御さんもいらっしゃるでしょうか?
昨日が日曜日だったので、昨日のうちに終わりましたか…(^_^;)
先日、こんな記事がありました↓
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201508/20150827_13011.html
公営住宅であることと施工会社名から考えると、木造の建物ではないと思います。
原因も判明しているのですぐに対策を取られるでしょう。
記事の下の方に「建物の気密が高いため、換気が十分でない場合、空気が滞留してカビが発生する可能性がある」との記載があります。
気密が高い=空気が動かない
空気が動かない=空気中の水分の行き場がない
空気中の水分の行き場=畳表に使われている「い草」や「ヘリ」
…今回の場合の原因だと思います。
もしかしたら「気密性能は高いのに断熱性能が低かった」ということも考えられますが…
ただ、木造の住宅でも「カビ」が発生する可能性はあります!
特にカビが発生しやすいのは、建物が完成した直後
建物完成からお客様への引渡しまでに時間があって、窓を閉めっぱなしにしておいたり、換気が十分でない状態が続くと、こういう現象が起こる可能性はあります。
中でも、壁の仕上に湿式の塗壁材を使う時には、特に注意が必要です。
塗壁材は、材料中の水分が乾燥する事によって固まっていくわけですが、塗壁材の乾燥が不十分(乾燥中)の状態で畳を入れてしまうと、畳表のい草が水分を吸ってしまい、カビが発生することがあります。
こういう乾燥の時間も考慮の上、余裕をもって工事の工程を組まなければなりませんね~(^_^;)
これまでにもこのブログで書いているように、これから住宅はどんどん高気密化が加速していきます。
今回の記事は決して他人事ではありません、十分に気を付けなくてはいけません。