2020.12.01
今日から12月に入り一段と冷え込んできましたね。
昨日、福井市照手の家がちょうど断熱材が入っていたので写真を撮ってきました。
木だて家の標準としている壁・天井の断熱材は高性能グラスウールです。大工さんが手作業で入れていきます。標準としている理由はしっかりとした知識、施工をすることで断熱性が確保できて、コストパフォーマンスが最も高いと思っているからです。
さらに窓の標準はアルゴンガス入りペアガラスの樹脂窓です。アルゴンガスとはガラスとガラスの間に注入されており無色・無臭で大気中に3番目に多く含まれている気体で、樹脂と同じく熱の移動が少なく抑えられます。そしてもっと詳細までご説明しますとガラス同士の隙間を埋めるスペーサーもアルミではなく熱を伝えにくい樹脂製を採用することでサッシの結露の発生をより軽減させるのです。アルゴンガスと樹脂スペーサーはあまり馴染みがないと思いますが実は比較的コストをかけずに窓の性能を上げることが出来るのです。
そしてさらにこだわりたい方には断熱材はセルロースファイバー、窓はトリプルガラスをおススメしています。実際に施工させていただいたお家で1階と2階が繋がる大きな吹き抜けを設けたのですが、2階に設置したエアコン一台の稼働で夏場でも家全体が快適だというご感想をいただきました。
最後に断熱材や窓をどこまで求めればいいか迷っているという方のご参考になればいいなと思います。