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【設計士直伝】ランドセルが散らからない玄関の作り方
- 木だて家日記
こんにちは。木だて家の設計担当、林です。
新年度がスタートして、家の中も外も、なんだかそわそわと落ち着かない時期ですね。
新しい制服、ピカピカの教科書、そして次々とやってくる学校からのプリントの山…。
「片付けなさい!」とつい声が大きくなってしまう、そんなこの季節。
設計士という仕事柄、つい「間取りで解決できないかな?」と考えてしまいます(笑)。
今日は、新学期の暮らしをちょっとラクにする住まいの工夫を、3つご紹介します。

1.玄関に「カバンの帰り道」を作る
学校から帰ってきたお子さん、ランドセルを玄関にポーン!と置いていませんか?
実はこれ、お子さんが悪いわけではなく、「置き場所が遠すぎる」だけかもしれません。
玄関の片隅にカゴをひとつ置くだけ、あるいは壁に低めのフックをひとつ付けるだけ。「ここがカバンの住所だよ」と決めてあげるだけで、リビングへの荷物の”侵入”をぐっと防ぐことができます。
設計の段階であれば、玄関横に少し広めの「土間収納」を設けておくのがおすすめです。雨の日のカッパをその場で干せたり、泥んこのまま靴を脱げたりと、毎日の動線がぐっとスムーズになりますよ。

2.「プリント迷子」を防ぐ、家族の掲示コーナー
新学期、もうひとつの強敵といえば「プリント類」ですよね。
冷蔵庫に貼るのも便利ですが、私がおすすめしているのは、ダイニングの壁の一角を「マグネットが付く壁」にする方法です。
キッチンで料理をしながらパッと確認でき、家族みんなの予定が自然と目に入る。そんな「情報の交差点」が家の中にひとつあるだけで、お母さん・お父さんの心のゆとりも少し増える気がします。

3.「自分でできた!」を引き出す、ちょうどいい高さ
お子さんが「自分でやりたい!」と思える環境づくりも、住まいの大切なポイントです。
クローゼットのハンガーパイプや棚の高さを、お子さんの目線に合わせてみてください。ほんの少し低くして「手が届く」ようにしてあげるだけで、朝の着替えや翌日の準備が、自然と「自分でできること」に変わっていきます。
小さな「できた!」の積み重ねが、子どもたちの自信につながっていきます。
新学期の慌ただしさも、数か月もすれば「あの頃は大変だったね」と笑える日が来ます。
完璧を目指しすぎず、まずはカゴをひとつ置くところから。今の暮らしに合った「心地よさ」を、少しずつ探してみませんか?
家族の成長とともに、住まいへの想いや悩みも少しずつ変わっていくものです。
「収納が足りない」「動線がしっくりこない」といった日々のちょっとしたお悩みから、本格的な間取りのご相談まで、どうぞお気軽にお声がけください。
設計士として、そして同じように毎日の暮らしを送る一人の住まい手として、あなたの家族にぴったりの暮らしを一緒に考えさせていただきます。