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子どもが健康に暮らせる家
- 木だて家日記
小さなお子様がいるご家庭なら、一度は心配されたことがあるのではないでしょうか。
「新築の家は本当に安全?」
「子どもに何か影響はない?」
省エネ住宅に潜む見えないリスク
近年の住宅は、省エネ性能の向上により暑さや寒さの影響を受けにくくなりました。
光熱費も抑えられて、とても住みやすい住環境が実現できています。
しかし、高気密化が進んだことで「空気がこもりやすい」という新たな課題が生まれているのをご存じでしょうか?
十分な換気が行われないと室内の空気質が悪化し、健康に悪影響を及ぼすことがあります。
その代表例が「シックハウス症候群」です。
なぜ子どもがシックハウス症候群になりやすいの?
「新しい家に引っ越してから、子どもの体調が…」
そんな心配をされたことありませんか?
実は、シックハウス症候群は、大人よりも子どもに発症しやすい病気なのです。
子どもが影響を受けやすい3つの理由
- 体が小さいため、体重あたりの空気吸入量が大人より多い
- 化学物質を処理する代謝機能がまだ未熟
- 床を這ったり、手や物を口に入れる行動により、有害物質に触れる機会が多い
小さな体だからこそ、より注意深く住環境を整えてあげる必要があるのです。
日本の取り組みと現状
1990年代にシックハウス症候群が社会問題となった日本では、厚生労働省が以下の化学物質について室内濃度の指針値を設定しました:
- ホルムアルデヒド
- アセトアルデヒド
- トルエン
- キシレン など
この規制により、これらの物質によるシックハウス症候群は大幅に減少しました。
しかし、規制対象外の化学物質は今でも多くの製品に使用されており、完全に安心とは言えない状況です。
木だて家の取り組み
建材以外にも家具・家電・日用品など、私たちの周りにはさまざまなの化学物質が存在します。これらを完全に除去することは困難です。
そこで木だて家では、お客様の室内環境を守るため、以下の対策を徹底しています
自然素材へのこだわり
壁・天井・床:すべて自然素材で仕上げ

塗料:天然成分の塗料を使用
しっかりとした換気計画
・24時間換気設備:常に新鮮な空気を取り入れ、室内の空気を循環させています
木だて家の想い
「家族全員がずっと安心して健康に暮らせる住まいであること」
木だて家では、この想いを胸に日々家づくりに取り組んでおります。
特に小さなお子様がいらっしゃるご家庭には、安心して長く住み続けられる住環境をご提供したいと考えています。
目に見えない空気の質だからこそ、私たちは手を抜くことなく、一軒一軒丁寧に取り組んでいます。
お子様の健康な成長を見守れる住まいを、木だて家と一緒につくりませんか?
もっと詳しく知りたい方へ
シックハウス対策についてより詳しい情報は、国土交通省のチラシ「快適で健康的な住宅で暮らすために」をご参照ください。
設計担当:林