NEWS

秋の気配と福井の家づくり

  • 木だて家日記

ようやく秋の気配を感じる季節となりましたが、一瞬で冬がやってくるというのが、ここ近年の気候ですね。

福井の冬は寒くて、降雪も多いため、太平洋側の地域とは大きく異なり、多湿です。もちろん空調設備で温度をコントロールすることも大切ですが、内装材などにも調湿効果の高い自然素材を使用することが重要です。

木だて家の住まいでは、内装材にブラネットウォールのクイックアンドイージーというドイツ産の塗料を使用しています。表面の気孔が木材よりも大きいため、湿気を吸収・放出し、結露防止や室内の調湿、空気の浄化にも効果を発揮してくれます。また、床材のフローリングや天井板などにも木材を使用することで、調湿効果はさらに向上します。

そして最も大切なのは構造材です。福井の四季を数十年(長いものは百年超も)生きてきた杉は、天然素材で、福井の気候にあっているので、調湿も勝手にしてくれます。福井は高温多湿で断熱性能はもちろん大切ですが、湿気対策、調湿対策も住まいに欠かせない性能です。

専務 山田

お知らせ一覧に戻る