木だて家からのお知らせ

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2018.04.26

木だて家日記

内田社長の木のおはなしvol.2

木は苗木を植えてから、私達人間と同じように成長します。

私達は、誕生日を迎えると年齢が増え、木は年輪が増えます。

福井県の山林で生きている木は約80%が杉の木です。

2月~4月の上旬には杉の花粉でお空が真っ黄色になりますね!

この時期に年輪ができます。

杉の木は山に植えられてから約20年間は人間だと小・中学生の時期。

草刈りや、雪おこしなどで大変世話がかかる時期です。

そして21年~40年は高校生時代となり、保育はここで終わります。

世話いらずになった杉の立木は61年~80年で大学生時代~熟成期を過ごし

大体直径で45~50cm・樹高は36~40mと伸びていくのですよ。

81才を過ぎると、私達の住まいに使われる立派な杉の木として山で伐採され、

3~4ケ月葉枯らし乾燥されて木材市場へ出荷されます。

さて不思議なことに、私たちと違うのは

木は伐採後その年輪分生きていくという事です。

80年生は80年間、100年生は100年間使われた住まいの中で息をし、

調湿作用をしてまさに自然のエアコンとして活躍します。

私たちより偉大ですね!

木に尊敬しましょうね♪

 

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