木だて家からのお知らせ

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2018.11.21

木だて家日記

内田社長のコラム~心耕して~

“秋は月”秋の夜空にきれいで大きな満月のお月見で心がなごみ生かされている「しあわせ」を感じる私です。

現在弊社の製材工場に続々と県産杉材が入荷しています。

盆過ぎ8月下旬に伐採された杉や桧の丸太です。

秋伐材はお米と一緒で一年の中で一番良質な丸太です。

本来100年以上の丸太は最低3~4ケ月伐採後その枝をつけたまま“葉枯らし乾燥”します。

賢い山の主は春から木の根の上約1.8M、杉皮を剥きお盆過ぎの頃、伐採します。

立ったまま乾燥させる知恵です。そして市場のセリ売りで買い付けます。

今年の感謝祭ではその丸太を製材させてもらいました。

製材後は約半年以上自然乾燥を行い、木だて家の丈夫な家の骨格として活かされています。

大自然の気候風土の恵みを最大限生かさなければもったいないですね!

「春は花、夏はホトトギス、秋は月、冬雪さえて、すずしかりけり」

大本山永平寺の御開祖、道元禅師様のお歌で、日本の四季の情景を見事に詠まれました。

製材大好きの私は一番“しあわせ”を仕事で感じる秋です。

 

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