木だて家からのお知らせ

News

2019.03.20

木だて家日記

内田社長の木のおはなし~その3~

Qなぜ、県産材なのでしょうか?

福井に住まう家には、福井の山で育った木を使うことが一番大事!

とよく聞かれる言葉ですが、それはなぜでしょうか?

世界中には数えきれないほどの沢山の種類の木(樹種)があります。

地球の緯度の違いで多くの木が生育しており、

その地域の気候風土環境が作り出す芸術品としての木材資源があります。

日本の昔の家屋はその土地(山)で育った木で作られてきました。

しかし今は多くの外国産の木材が使われています。

大きなハウスメーカーではこの輸入材で家を売っています。

輸入材が決して悪いわけではありません。

例えば、北欧のノルウェーの森で育った木は、

ノルウェーの家づくりには最適ですが日本の家には最悪なのです!

ホワイトウッド(ノルウェー産)はシロアリの被害が最も有名でシロアリの大好物です。

永久凍土のノルウェーの森にはシロアリがいない為

ホワイトウッドの木は元々シロアリの抵抗力がありません。

高温多湿の日本の気候風土では、その外敵に負けてしまい腐っていきます。

これが、福井に育った木で家づくりが大事な理由なのです。

人も木も自然環境で生きてますから!ですので、当社ではほとんど

近くの山の福井県産スギで住まいづくりをしています。

※次号の木のお話「その四」につづく~!楽しみに~♪

IMG_0059 img07