木だて家からのお知らせ

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2019.12.10

木だて家日記

内田社長のコラム~12月号~

~心耕す~

製材大好き・その参

 

霜月11月に県内の山で今年の盆過ぎに伐採された杉や桧の原木が木材市場に入荷されました。

実はこの時期の木が旬なのです。立木は春から夏にかけてその根っこから水をタップリ吸い上げ成長します。お盆の頃には吸い上がり木の繊維となって年輪を積み上げていくのです。そして2~3ケ月、山で寝かせ枝から余分な水分を吐き出します。これが葉枯らし乾燥といいます。

11月の中旬に出荷された原木は強度・光沢が非常に素晴らしいです。私は約60㎥(約220石)の買い付けをしました。大体3~40坪の住宅構造材(桁・梁・タルキ等)5棟分に当たります。せり市の買付ですので私の性格上?!つい心が燃えてしまい、予定量よりはるかにオーバーして買ってしまいます。いつもなのですけど(笑)この木でこんな製品がとれるからと嬉しさのあまり!!

 先日早速、弊社工場に到着した原木を製材し、やっぱり旬の木はいいな~!と一人で喜んでいます。

師走の12月にも元年最後の原木市があり、又、爆買いしそうです。

 この度、予想もしなかった朗報を頂きました。それは、ふくい県産材利用推進功労者知事表彰・住宅建築部門での受賞です!これからもこの受賞に恥じない、素晴らしい製材品を造らせて頂く所存です。

~しあわせ~を育くむ住まいづくり・愛する木をふんだんに活用して参ります。

 

 

表彰状