木だて家からのお知らせ

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2020.01.07

木だて家日記

内田社長のコラム~新春号~

鏡餅

 

新年明けましてお目出度う御座居ます。

弊社は今年で有難くも先々代が材木店を起業し100周年を迎えました。より一層全社員心耕して参りますのでよろしくお願い致します。そして、お陰様で「木だて家」と社名商号を変更して早や30年目となりました。当時の命名の理由はいたって単純でした。毎日木の丸太とにらめっこで製品市場に出荷する製材業を主な成業の頃、この製材品(柱や造作材)がどこのお家で輝いているのか?と想い自ら「住まいは本物の無垢の木で築きたい!」と夢追い人になりました。そこで私は、某大手ハウスメーカーぼビルダーグループに参加。デザイン、見栄え、外観スタイル等の華やかさを求めました。しかし、2年後グループから脱退しました。それは、華やかさに造られた住まいの柱や構造材が全て集成材(貼り合わせモノ)のイミテーション材だったからです。本物は輝き続けますが、メッキは剥がれます。~人の心と同じで~全くエコでない“工業化と生産性”を追求する家づくり。呼吸しない集成材(イミテーション木製品)が、日本の“木の家”として大量販売されその犠牲となった無垢の木。私は心を痛めました。本物の無垢の木材が人の幸せ、室内の自然な空気や健康を育みしあわせな家庭が生きづいてゆく。生涯“しあわせ家づくりの夢追い人”として今年もエコ自然ハウスづくりに挑戦させていただく所存です。

善因善果を心のど真ん中に置きながら~正月は冥土の旅の一里塚めでたくもあり、めでたくもなし~

一休禅師