木だて家からのお知らせ

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2021.08.27

木だて家日記

越前市「くになかのいえ」リノベーション

 越前市国中町の住宅地で5月中旬から建設しているY様邸の増改築工事が進んでいます。50年以上前の住宅は、基礎として笏谷石を敷き並べて土台・柱を建てていました。床下は砂利か土が埋められていて自然石の上に大引や柱が建っています。構造材の梁や桁は、地松の太さ60cm以上の曲がりくねった材料が随所に使われているのにビックリしました。

 現在は、真っ直ぐな材料をコンピューター制御の自動機械でプレカット加工しますが、昔は機械も電動工具も重機も無く、太く重量のある曲がった材料をどうやって人力で建てたのか感心します。昔家を建てる際は近所の人が協力して、何十人も何日も掛けて造り上げて完成させていました。なので、リノベーション工事で古き良き材料は生かして、現在の断熱・気密・吸放出材・エコな住宅設備などの優れた商品とコラボして住宅を革新させていきましょう!

 

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