2023.09.25
「住まいづくりのスケジュール」に沿って、スタートから完成・お引渡しまでの流れを紐解いていきます。
🌳今回は内装工事。市橋内装さんへインタビューしてきました。🌳🔨
内装工事ってどんな仕事ですか?
木だて家さんの家づくりですと、通常は石膏ボードにパテをした上にクロス(越前和紙)を貼ります。
壁紙の施工手順としては、
① | 下地のチェック・養生 |
② | 下塗りパテ処理 |
③ | 上塗りパテ処理 |
④ | 寸法取り |
⑤ | 割り付け |
⑥ | 糊(のり)付け |
⑦ | 貼り付け |
⑧ | ジョイント処理 |
の順番で行われます。
今回木だて家さんのモデルハウスの壁は漆喰塗りですので、漆喰の材料を塗る前に、ドイツ製の塗装用紙下地「コバウ」を貼っています。
石膏ボードの上にパテ処理をして、乾燥させて、ペーパーをかけて表面の凸凹をなくします。
そして「コバウ」という白い紙を貼って、塗装屋さんが最後に漆喰を塗ります。
使用道具はどんな物ですか?
糊(のり)付け機械のタンクには糊(のり)が入っていて、寸法を設定すると糊(のり)がでてきます。
パテ処理とはなんですか?
パテ処理とは、壁紙の下地をつくっている石膏ボードと石膏ボードの継ぎ目部分にあたる溝や、段差をパテと呼ばれる下地調整剤で、埋めていく作業の事です。下塗りパテと上塗りパテがあり、表面がフラットになるまで丁寧に回数を重ねていきます。
作業で気を付けている事はありますか?
クロス施工の仕上がり評価は、パテ処理で決まるといっても過言ではありません。より丁寧に確実に行います。凹凸がなくなるまで下地調整をしていきます。